飲食店の元店長が全く別の業種に就職するために鼓舞するブログ

飲食店の人間は他業種に就職しにくいので、、、

本を読むということ

私の趣味の一つに読書があります。

小説や自己啓発書を読んだりしています。

初めて読んだ本は覚えていませんが、自分のお金で買った初めての小説は東野圭吾先生の「秘密」です。

確か大学生1年生。遅いですね。

最初に買った本が正解だったお陰か、今でも本屋に足を運んでは新たな本を購入しています。

多分最初買った本が大ハズレの場合、趣味が読書とはいかなかったと思います。

当時の私は、大手の本屋で「秘密」を購入しました。

大手の本屋はとにかく本が大量にあります。

それだけの膨大な量の本の数から、たった一冊、自分に合う本を探さなければなりません。

結構時間が掛かった記憶があります。

今でも一冊の本を買うのに多くて30分は時間を費やすほど、本を吟味しています。

「秘密」を買った当時も20分は掛かったと思います。

買った理由は表紙に惹かれたから、これ以外に理由はありません。

books.google.co.jp


今考えると、何で惹かれたのかわからないぐらい、表紙はシンプルです。

本には、言葉では表せれない魅力があります。

特に紙の本にはあります。

同じ本屋に毎週行っても、その時の体調や気持ち、1週間の体験によって読みたい本は変わってきます。

不思議です。

例えば下の本は

たまたま私が地下アイドル特集か何かをテレビで観た後に、本屋に行って購入しています。

テレビ見ていなかったら買わない作品でした。

恐らくですが、何も見ない聞かない生活をしていたら、本も買わないと思います。

しかし、生活していて何も聞かない見ないは間違いなく無理ではないでしょうか?

特にスマホの誕生によって何かしらの情報は入ってきます。

ふとした瞬間に仕入れた情報が自分の心に残り、いつの日か目の前の本と共鳴し、本を買うという動機が生まれます。

本から本へもあります。

tatsuz.hatenadiary.com

「日々是好日」を読んで茶道というものをある程度知ることが出来たから

伊藤潤先生の「茶聖」を読みたくなる動機が生まれました。

茶道の魅力を知ったタイミングで、茶道に関する小説が目の前に現れた。

運命かな?と思わずにいられません。

本を読むには理由なんか入りません。

・楽しいから読む

・面白いから読む

・現実から逃げるために読む

・泣きたい時に読む

・・・

人それぞれです。

僕は新たな出会いを見つけたいから本を読みます。

そして擬似経験をしたい。

たまにTwitterの読書垢で本を読む理由がないとダメだという人もいます。

あるいは本で何かを得るって何?みたいな人もいます。

面白ければ良いじゃんっていう人もいます。

全員正解なんですよ。

でも初心者の人からしたら理由ないとダメなの?と思ったりします。

私は先ほど本を読むのに理由はいらないと述べました。

確かにいらないのですが、

読むからには何かしら理由はあると思っています。

本当に小さなことでも理由はあると思います。

それが面白いなのか興味を持っただけとかでも充分な理由になります。

僕はそう思います。

町の本屋さんがなくなりつつある今だからこそ、少しでも多くの方が紙の本を手に取っていただけるように。。。