飲食店の元店長が全く別の業種に就職するために鼓舞するブログ

飲食店の人間は他業種に就職しにくいので、、、

ひなた弁当

本日は転職ブログはお休みします。

 

今日は読み終えたとある本を紹介致します。

 

ひなた弁当/山本甲士

 

f:id:magic-20xx31:20200613123753j:image

 

僕はこの作品を読んで、エネルギーを貰いました。

 

ーあらすじー

王崎ホームの芦溝良郎は、50歳を前に会社からリストラされた。再就職先を人材派遣会社から紹介されたが、どこも長く働くことが出来ない。予備校生の娘の手前もあって、いままで通りに家を出る毎日だった。ある日、公園のベンチに座った良郎は、ドングリ拾いをしている子どもを見て、自分も拾って調理してみる。「食えるのなら、食ってみようかな」。調理して食べられることがわかった良郎は、続いて野草の採取と魚釣りへと行動の範囲が広がった。食材を無料で入手して家で調理しながら、良郎が向かったのは、サラリーマン時代に食べていた
弁当屋のいわくらだった……。
 同じリストラ仲間の姿に元気づけられ、一度は途方に暮れた中年サラリーマンが、自らの夢を叶えて仕事を始め、おおいなる復活を遂げる。
 逆境に陥った主人公を次第に応援したくなる、心温まる感動小説! Googleブックスより

 

ひょんなことがきっかけで、人生を再編していくお話です。

 

前半はリストラされるお話で、重たいスタート。

 

後半から、再起に向けて主人公が色々取り組んでいきます。

 

僕の中で、この作品のテーマは「エネルギー」だと思っています。

 

色々な人から、エネルギーを少しずつ貰うことによって、再起までの力が備わったと思っています。

 

そして主人公も、人にエネルギーを与える存在になっています。

 

やる気が上がると人生は変わると、よく自己啓発書とかに載っています。

 

あながち間違っていないと思います。

 

やる気があるとないとで、ちょっとの差が出てきます。

 

例えば、自分の疑問が出たときに、やる気がある人は誰かに聞く。やる気がない人は聞かない。

 

ひなた弁当では、主人公が疑問に思ったことは即調べたりしてます。

 

また自ら人に聴きにいって疑問を解決しています。

 

この「人に聴く」というのも、それが段々と縁が繋がり、広がっていって大きな輪になっていきます。

 

ちょっとしたやる気で、ちょっとした取り組みだけど、気がつけば大きなものになっている。

 

エネルギーをもらい、少しやる気が上がる。

 

人はそれだけで人生は変わっていくのではないか。

 

僕はそう思います。

 

エネルギーを与えれる人ってどんな人なんでしょうか?

 

元気とか、前向きとか、常に機嫌が良いだと思います。

 

私もそんな人になりたいな。。。

 

人にエネルギーを与えれる存在に。

 

なりたいな、ならなくちゃ、絶対になってやる

 

久しぶりにエネルギーを貰える作品に出会えて、テンションが上がっております。

 

自分の心が折れたときに、この作品はまた読みたいと思います。

 

面白かった。本当に出会えて良かった。